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ドッグフードの切り替えで注意すべき3つの点

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ドッグフードの切り替えで注意すべき点があります。

これを忘れて安易にドッグフードを切り替えると、思わぬトラブルになりますので、十分な注意が必要です。

ドッグフードの切り替えで注意すべき点

原材料の変化に注意

鶏肉

ドッグフードを今までの物から新しい物へ変更する際に、一度にすべてを変えてしまうと、愛犬の消化系がびっくりして拒絶してしまうことがあります。

特に粗悪な品質の低いドッグフードは小麦やトウモロコシなど安価な原材料が中心です。

このドッグフードから、突然、栄養が豊富な動物性のプレムアムドッグフードに切り替えた場合、ほとんどのワンちゃんは消化系に拒絶が起こります。

場合によっては軟便・下痢・嘔吐などの症状が現れるのです。

このような現象を起こさせないためには、今までのドッグフードに少しずつ新しいドッグフードを混ぜて、自然に新しい原材料のドッグフードへ体を慣らしてゆくのです。

風味の違いに注意

安価なドッグフードは小麦やトウモロコシなど植物性の原材料の比率が高いのです。

そのため、そのままでは犬が食べてくれません。

そこで、ドッグフードには香料や調味料などの人工添加物がふんだんに利用されているのです。

当然体には良くないのですが、この風味になれた犬は、新鮮な肉や魚の風味を美味しいものだと認識するのに時間が掛ります。

小さい子供に甘いお菓子と新鮮な肉や魚の美味しさの違いが分かりにくいのと同じです。

そのため、直ぐに切り替えて食べてくれないことがあるのです。

このようなトラブルには、先ほどの項目と同様に、今までのドッグフードに少しずつ新しいドッグフードを混ぜて、自然に新しい原材料のドッグフードへ体を慣らしてゆくのです。

新しいドッグフードに慣らす方法

新しいドッグフードに慣らす方法は、いままでのドッグフードへ10~20%ずつ混ぜて、約10日間で全てのドッグフードを新しいドッグフードへ入れ替えます。

この方法を行う事で、犬の空なの中と、犬の食べ物の認識を同時に少しずつ新しいドッグフードに慣らして行きます。

経過日 これまでの
ドッグフード
新しい
ドッグフード
1日目の割合 90% 10%
2日目の割合 80% 20%
3日目の割合 70% 30%
4日目の割合 60% 40%
5日目の割合 50% 50%
6日目の割合 40% 60%
7日目の割合 30% 70%
8日目の割合 20% 80%
9日目の割合 10% 90%
10日目の割合 0% 100%

この方法を行う事で、ほとんどの犬は新しいドッグフードに慣れることが出来ます。

少し手間がかかりますが、この方法を行わず、ドッグフードの切り替えを諦めてしまう方が非常に多いのです。

通常ドッグフードのパッケージにこのようなドッグフードの切り替え方法が書いてあるのですが、気が付かず、全く取り入れていない人がほとんどなので、ぜひ、この移行方法を行ってください。

 

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