愛犬が老犬になると食欲も減退して痩せてしまうことが多いですよね。
そんな時は犬の体に合った食事を準備してあげて、少しでも体型を元に戻してあげたくなるものです。
老犬で体重が減少した愛犬を太らせたい
年齢と共に活動量や食欲も減って来る老犬はどうしても痩せてきてしまいがちです。
ただし、老化現象だけでなく、糖尿病や癌、内臓疾患などの病気を患っている可能性もありますので、まずは獣医師の診断を受けて、健康体であるが確認素済ませましょう。
問題が無ければ食事を改善して行く方法を考えましょう。
品質の悪いドッグフードの見直し
今愛犬に与えているドッグフードの原材料を確認してください。
原材料の最初に書かれているものが主原料といって主に使用されているものです。
ここへ小麦・とうもろこしなどの穀物が掛かれていたら、植物性たんぱく質のドッグフードです。
穀物が中心のドッグフードは犬が消化が苦手です。
特に消化系統の弱った老犬の場合には、穀物は不向きです。
プレミアムドッグフードのように動物性たんぱく質が多いドッグフードを与えるようにしましょう。
動物性たんぱく質が多いドッグフードの場合は、原材料の最初の1つ目~2つ目が肉や魚となっているものです。
例えば、
- チキン
- 鶏肉
- 七面鳥
- ラム肉
- 馬肉
- 鹿肉
- サーモン
などが最初の1つ目2つ目になっていたら合格です。
ただし、同じ肉類でも
- 牛肉
- 豚肉
などはアレルギーを起こしやすい肉になります。
意外と老犬になってからアレルギーを発症する場合もありますので、アレルギーになり易い肉類は避けた方が安心です。
ドライフードが老犬に硬すぎるので工夫を
ドライフードは歯が弱ったり、噛む力が弱ってしまった老犬には食べにくいことがあります。
年齢にもよりますが、愛犬が食べにくそうにしていたら
- 40℃ほどのお湯で10分程度ふやかす
- ウエットフードへ切り替える
こちらを実施してください。
ドライフードでもお湯で中々ふやけない製品もあります。
そういったドッグフードは与えるのが大変なので、予め若い時にふやかして確認しておくと良いでしょう。
ウェットフードに切り替える場合は、プレミアムドッグフードのメーカーが販売している製品を選んでください。
安価なスーパーで販売しているウェットフードは人工添加物が多かったり、肉が廃棄用の低質な物だったりします。
そのようなドッグフードは老化で弱った消化系統に負担を掛けるため、下痢や軟便になってしまうことや、重い病気の原因になる可能性があり、避けるべきでしょう。