ドッグフードを変えたらウンチの量が減った
ドッグフードを変えたらウンチの量が減った!
実は良くある現象なのです。
そのためあまり心配する必要はありません。
特に穀物中心の安価なドッグフードから、動物性たんぱく質が豊富なプレミアムドッグフードへ切り替えた場合、この現象が現れることがあります。
栄養が豊富なドッグフードほどウンチが少ない
安価なドッグフードは小麦やトウモロコシなどの植物性たんぱく質の原材料を使っていることが多いです。
実はこの小麦やトウモロコシなどの穀物は犬が消化が苦手なのです。
人間と異なり、穀物を消化する酵素を犬はほとんど持っていません。
そのため、未消化のままウンチになってしまうのです。
必然的にウンチの量が多めになるのです。
しかし、動物性たんぱく質は逆に人間と異なり犬は消化が得意です。
人間より強力な胃酸で硬い骨なども簡単に溶かしてしまうほど、動物性の食べ物の消化は得意なのです。
そのためウンチの量が少な目で済むのです。
ウンチの色も変化する
植物性の小麦やトウモロコシなどの穀物中心のドッグフードから、動物性のドッグフードへ切り替えた場合、ウンチの色も変化します。
植物性のウンチの色⇒薄い茶色
動物性のウンチの色⇒濃い茶色
このような変化があります。
なので、事前にそのような情報を知らないと「真っ黒なウンチが出てきた!」とびっくりして病院に駆け込んでしまう方もいらっしゃいます。
しかし、これは犬のウンチの特性なので心配は無用なのです。
ウンチの臭いも変化があります
植物性のドッグフードから動物性のドッグフードへ切り替えるとウンチの臭いも変化します。
人間のウンチと同様に動物性の食事の後のウンチは臭いが強くなる傾向です。
これも事前に知らず、「このドッグフードはウンチが臭くなるから粗悪なのでは?」と勘違いしてしまう方もいます。
しかし、そんなことはありませんので、安心してください。
食べ過ぎにご注意を
プレミアムドッグフードに切り替えて数日すると新しいドッグフードに慣れてきます。
そうすると、美味しさのあまり多めに食べることでウンチの量が増えることがあります。
特に今まで美味しくない安価なドッグフードを与えていて、食が細かったワンちゃんの場合、食欲が増して食べ残しが無くなるなど良い傾向なのですが、過食には注意しましょう。
ドッグフードのパッケージに記載のある体重別の給餌量をしっかり守って、過食にならないように注意が必要です。